秋の日は♪
2010年 10月 06日
ついに、、始めました。
ポルトガル語。
どうしてもどうしても、歌ってみたくて。
この曲ですが♪
1959年、ブラジルとフランスの合作映画、「黒いオルフェ(Black Orpheus)」より
『Manha de Carnival(カーニバルの朝/黒いオルフェ)』
マルセル・カミュ監督、アントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファのゴールデンコンビが音楽を手掛けているこの作品。「Felicidade(フェリシダージ/悲しみよさようなら)」や「Manha de Carnival(カーニバルの朝/黒いオルフェ)」が、日本を含む全世界で大ヒットし、一大ボサノヴァブームを巻き起こすきっかけとなった作品とも言われています。
ギリシア神話の「オルフェ」を題材に、現代のリオを舞台によみがえらせたとされるこの作品。
運命に導かれるように激しく魂を揺さぶられるオルフェとユリディスの恋と、その悲しい結末が、
あざやかなリオの色彩と、貧しくも日々に小さな喜びを見出し明日へと生きる子どもたちの姿とともに描かれていて、
物悲しくて、でも、温かくて、
どこか懐かしいような、不思議な想いにかられます。
こんな情景を、ポルトガル語では「Saudade(サウタージ)」と表すそう。
サウタージとは、郷愁、憧憬、思慕、切なさ、などの意味合いを持つ、ポルトガル語およびガリシア語の語彙で、ポルトガル語と、それに極めて近い関係にあるガリシア語に独特の単語。
他の言語では一つの単語で言い表しづらい、複雑なニュアンスを持つそうです。
単なる郷愁(nostalgie、ノスタルジー)でなく、幸せだった過去の自分への郷愁や追い求めても叶わないもの、いわゆる『憧れ』といったニュアンスも含んでいて…
ポルトガルに生まれて、この『Manha de Carnival』をはじめ、世界の多くの歌曲のもとともなった民俗歌謡「ファド (Fado)」 には、この「サウタージ」が主要な感情表現として歌われているといいます。
きっと
こんな秋の日には…
ポルトガル語。
どうしてもどうしても、歌ってみたくて。
この曲ですが♪
1959年、ブラジルとフランスの合作映画、「黒いオルフェ(Black Orpheus)」より
『Manha de Carnival(カーニバルの朝/黒いオルフェ)』
マルセル・カミュ監督、アントニオ・カルロス・ジョビンとルイス・ボンファのゴールデンコンビが音楽を手掛けているこの作品。「Felicidade(フェリシダージ/悲しみよさようなら)」や「Manha de Carnival(カーニバルの朝/黒いオルフェ)」が、日本を含む全世界で大ヒットし、一大ボサノヴァブームを巻き起こすきっかけとなった作品とも言われています。
ギリシア神話の「オルフェ」を題材に、現代のリオを舞台によみがえらせたとされるこの作品。
運命に導かれるように激しく魂を揺さぶられるオルフェとユリディスの恋と、その悲しい結末が、
あざやかなリオの色彩と、貧しくも日々に小さな喜びを見出し明日へと生きる子どもたちの姿とともに描かれていて、
物悲しくて、でも、温かくて、
どこか懐かしいような、不思議な想いにかられます。
こんな情景を、ポルトガル語では「Saudade(サウタージ)」と表すそう。
サウタージとは、郷愁、憧憬、思慕、切なさ、などの意味合いを持つ、ポルトガル語およびガリシア語の語彙で、ポルトガル語と、それに極めて近い関係にあるガリシア語に独特の単語。
他の言語では一つの単語で言い表しづらい、複雑なニュアンスを持つそうです。
単なる郷愁(nostalgie、ノスタルジー)でなく、幸せだった過去の自分への郷愁や追い求めても叶わないもの、いわゆる『憧れ』といったニュアンスも含んでいて…
ポルトガルに生まれて、この『Manha de Carnival』をはじめ、世界の多くの歌曲のもとともなった民俗歌謡「ファド (Fado)」 には、この「サウタージ」が主要な感情表現として歌われているといいます。
きっと
こんな秋の日には…
by midori_jazz
| 2010-10-06 20:52
| Essay