Berklee DAY CLINIC (その2♪)
2010年 02月 25日
24日、目黒区にて。
寒桜がいよいよ満開を迎えています
日本が一年で最も美しくなる季節が、
今年もまた、近づいてきましたね(*^^*)
****
Berklee DAY CLINIC、午後の講義は
David Mash氏による コンピューター・ミュージック。
基本的にアナログな人間で、
サウンドの趣向としても、どちらかというとアコースティックなサウンドにより心地良さを感じるわたし。
コンピューター・ミュージックというネーミングの分野には、自分ではなかなか近づきにくくて、
実際のところ、どんな感じなんだろ~と半信半疑で(自分自身がなじめるかどうか、という意味で)受講させていただいたこの講義でしたが・・
これはかなり、面白かったです。
シンセサイザー、ラップトップ、その他いつくかの機器に接続された特別仕様のエレキギターと共にご登場のMash氏。
シンセサイザーと連動した設定で、一つの音(弦)から和音を出したり(ギターで「ド」と弾くと、スピーカーからは「ドミ」のハーモニーが出る)、音色も、エレキギター本来のサウンドだけではなく、ストリングス、フルート、ハープ(その他もろもろ・・)設定によって自由に変えたり加えたりできて、さらには、自分の体の動きによって、音(音色、バイブレータなど)をコントロールすることができる(すごー!)
など、PCソフトとスライドを使いながら、その仕組みや設定を説明していきます。
もともとはギタリストとしてBerkleeに入学され、
在学中から講師としてギターを教えていたというMashさん。
卒業後、ギタリストとしてのバンドデビューを目前に、左手を負傷してしまい、
以前のようにギターを演奏することができなくなってしまったそう。
それを転機に、コンピューター・ミュージックの分野を率いて、作曲やアレンジ、レコーディングをしていくことになったのだそうです。
面白かったのは、Mash氏の自宅スタジオ設備の変遷。
○年前(メモをとっていなくてすみません)にはものすごい大きな装置がごろごろ置いてあったスタジオですが、
現在では、ギター、シンセサイザー、そしてラップトップコンピューター(その他、いくつかの周辺機器)
技術の進歩で、ハードフェアからソフトウェアにその重要性が移行し、PCソフトにほとんど全てが凝縮された現在では、レコーディングスタジオは従来にくらべかなり軽装になっているのだそう。
このことは、アーティストとレコード会社の関係、という意味でも大きな変化をもたらしている、ともおっしゃっていました。
つまり、20年前は、会社の予算で大きな(高価な)システム(レコーディングやMixの装置)を持ったレコード会社だけが楽曲の制作・流通を行うことができたけれど、現在では、アーティスト個人が自分自身で楽曲を制作し、インターネットを通じて世界に発信していくことが容易になっている。
また、「Cloud」と総称されるインターネット上のスペース(Face BookやMy Space、You-tubeなど)を利用して、国や場所を一切問わず、アーティスト同士が交流したり、一緒に楽曲制作を行うことができる。
今はまだ、システム上のタイムラグがあるので、遠く離れた場所で同時に曲制作を行うことはできないが、いずれは、リアルタイムでのコミュニケーションが可能になるだろう・・
(←ええと・・・わたしにはその世界は全く未知なのですが、精一杯イメージしてみるならば、スカイプのようなテレビ電話のシステムに、通信だけでなく情報を同時に記録するソフトを組み込んで、リアルタイムでそれぞれの演奏を記録(録音)していく、みたいな感じなのでしょうか?? どなたか、詳しいかた、教えてください☆)
そんなことを、生き生きと楽しそうに語ってくださいました
印象に残った言葉。
「(Think that )What is Changed, And What is NOT Changed」
(何が変わり、何が変わらないのか)
「Use Technology TO BE YOU」
(あなたがあなたであるために、技術を「使い」なさい)
寒桜がいよいよ満開を迎えています
日本が一年で最も美しくなる季節が、
今年もまた、近づいてきましたね(*^^*)
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Berklee DAY CLINIC、午後の講義は
David Mash氏による コンピューター・ミュージック。
基本的にアナログな人間で、
サウンドの趣向としても、どちらかというとアコースティックなサウンドにより心地良さを感じるわたし。
コンピューター・ミュージックというネーミングの分野には、自分ではなかなか近づきにくくて、
実際のところ、どんな感じなんだろ~と半信半疑で(自分自身がなじめるかどうか、という意味で)受講させていただいたこの講義でしたが・・
これはかなり、面白かったです。
シンセサイザー、ラップトップ、その他いつくかの機器に接続された特別仕様のエレキギターと共にご登場のMash氏。
シンセサイザーと連動した設定で、一つの音(弦)から和音を出したり(ギターで「ド」と弾くと、スピーカーからは「ドミ」のハーモニーが出る)、音色も、エレキギター本来のサウンドだけではなく、ストリングス、フルート、ハープ(その他もろもろ・・)設定によって自由に変えたり加えたりできて、さらには、自分の体の動きによって、音(音色、バイブレータなど)をコントロールすることができる(すごー!)
など、PCソフトとスライドを使いながら、その仕組みや設定を説明していきます。
もともとはギタリストとしてBerkleeに入学され、
在学中から講師としてギターを教えていたというMashさん。
卒業後、ギタリストとしてのバンドデビューを目前に、左手を負傷してしまい、
以前のようにギターを演奏することができなくなってしまったそう。
それを転機に、コンピューター・ミュージックの分野を率いて、作曲やアレンジ、レコーディングをしていくことになったのだそうです。
面白かったのは、Mash氏の自宅スタジオ設備の変遷。
○年前(メモをとっていなくてすみません)にはものすごい大きな装置がごろごろ置いてあったスタジオですが、
現在では、ギター、シンセサイザー、そしてラップトップコンピューター(その他、いくつかの周辺機器)
技術の進歩で、ハードフェアからソフトウェアにその重要性が移行し、PCソフトにほとんど全てが凝縮された現在では、レコーディングスタジオは従来にくらべかなり軽装になっているのだそう。
このことは、アーティストとレコード会社の関係、という意味でも大きな変化をもたらしている、ともおっしゃっていました。
つまり、20年前は、会社の予算で大きな(高価な)システム(レコーディングやMixの装置)を持ったレコード会社だけが楽曲の制作・流通を行うことができたけれど、現在では、アーティスト個人が自分自身で楽曲を制作し、インターネットを通じて世界に発信していくことが容易になっている。
また、「Cloud」と総称されるインターネット上のスペース(Face BookやMy Space、You-tubeなど)を利用して、国や場所を一切問わず、アーティスト同士が交流したり、一緒に楽曲制作を行うことができる。
今はまだ、システム上のタイムラグがあるので、遠く離れた場所で同時に曲制作を行うことはできないが、いずれは、リアルタイムでのコミュニケーションが可能になるだろう・・
(←ええと・・・わたしにはその世界は全く未知なのですが、精一杯イメージしてみるならば、スカイプのようなテレビ電話のシステムに、通信だけでなく情報を同時に記録するソフトを組み込んで、リアルタイムでそれぞれの演奏を記録(録音)していく、みたいな感じなのでしょうか?? どなたか、詳しいかた、教えてください☆)
そんなことを、生き生きと楽しそうに語ってくださいました
印象に残った言葉。
「(Think that )What is Changed, And What is NOT Changed」
(何が変わり、何が変わらないのか)
「Use Technology TO BE YOU」
(あなたがあなたであるために、技術を「使い」なさい)
by midori_jazz
| 2010-02-25 10:14
| Essay