イタリア紀行【Alberobello】~世界遺産編~
2009年 11月 30日
ローマFiumicino空港から、国内便に乗継ぎ一時間。
Bari空港で降り立ったら、そこから車で一時間。
南イタリアは世界遺産の街、アルベロベッロにて。
この街。
この地域に独特の住居、Trulli(トゥルッリ)が立ち並ぶ2つの地区が、世界遺産に認定されています。
Trulliは、平たく切り出した石灰石を、接合剤を使わずに積み上げて作られた独特の住居。
その歴史は古く、中近東からギリシアを渡って伝えられた、有史以前からの建築技法を受け継ぐものとの説もあり、
その屋根には、こんな絵が描かれています。
これは、シンボル化した生き物や人の心臓、ギリシア語で「神」をあらわす文字など・・なんだそうですが、その全貌は未だ解明されておらず、謎に包まれているよう。
石灰石を積み上げただけの屋根は取り外しが簡単にでき、かつてそこに住んだ農民たちは、税金の徴収人がきた時に屋根を外して(崩して・・!)住居にかかる税金をごまかしたとか、逆に、領主が小作人を仮住居として住まわせ、不要になったら壊して追い出す(ひどい・・><。)のに好都合だったとか、Trulliの起源やその目的については、色んな説があるようです。
ひとつの屋根にひとつの部屋、が基本。
壁は厚く、外壁と内壁の間にある中空層が、熱を遮断したり閉じ込めたりする働きをします。
そんなこんなで、外からみると壁がけっこうぶ厚い・・
素材は、「キャンカレッレ」という石灰石。
コレ↓
Trulliの修復には、もともと板状のこの石を、職人さんが機械を使わずに手作業で切り出していくんだそう。
その街並みが世界遺産となった現在、そこに住む人々の手で修復され、今でも住居やホテルとして使われ、受け継がれているこのトゥルッリ。
南イタリアの明るい日差しの中で、その可愛らしい独特の街並みが、私たちを迎えてくれました♪
この日の朝食
パンケーキとカプチーノ♪
なんだか可愛い~(*^^*)
Bari空港で降り立ったら、そこから車で一時間。
南イタリアは世界遺産の街、アルベロベッロにて。
この街。
この地域に独特の住居、Trulli(トゥルッリ)が立ち並ぶ2つの地区が、世界遺産に認定されています。
Trulliは、平たく切り出した石灰石を、接合剤を使わずに積み上げて作られた独特の住居。
その歴史は古く、中近東からギリシアを渡って伝えられた、有史以前からの建築技法を受け継ぐものとの説もあり、
その屋根には、こんな絵が描かれています。
これは、シンボル化した生き物や人の心臓、ギリシア語で「神」をあらわす文字など・・なんだそうですが、その全貌は未だ解明されておらず、謎に包まれているよう。
石灰石を積み上げただけの屋根は取り外しが簡単にでき、かつてそこに住んだ農民たちは、税金の徴収人がきた時に屋根を外して(崩して・・!)住居にかかる税金をごまかしたとか、逆に、領主が小作人を仮住居として住まわせ、不要になったら壊して追い出す(ひどい・・><。)のに好都合だったとか、Trulliの起源やその目的については、色んな説があるようです。
ひとつの屋根にひとつの部屋、が基本。
壁は厚く、外壁と内壁の間にある中空層が、熱を遮断したり閉じ込めたりする働きをします。
そんなこんなで、外からみると壁がけっこうぶ厚い・・
素材は、「キャンカレッレ」という石灰石。
コレ↓
Trulliの修復には、もともと板状のこの石を、職人さんが機械を使わずに手作業で切り出していくんだそう。
その街並みが世界遺産となった現在、そこに住む人々の手で修復され、今でも住居やホテルとして使われ、受け継がれているこのトゥルッリ。
南イタリアの明るい日差しの中で、その可愛らしい独特の街並みが、私たちを迎えてくれました♪
この日の朝食
パンケーキとカプチーノ♪
なんだか可愛い~(*^^*)
by midori_jazz
| 2009-11-30 11:40
| 旅日記♪